top

TOP  RSS  Login

SystemStarter(8)

名前

SystemStarter -- システムサービスを開始、停止、再起動する

書式

SystemStarter [-gvxdDqn] [action [service]]

説明

SystemStarter/Library/StartupItems/ 及び /System/Library/StartupItems/ 以下に記述されているシステムサービスを開始、停止、再起動する為に使われる。

オプションの引数 action は、起動項目に対する SystemStarter の動作を指定する。 オプションの引数 service は、対象となる起動項目を指定する。 service が与えられなければ、全ての起動項目が対象となる。 そうでなければ service を提供する項目、またその項目が要求する、あるいはその項目に依存する他の項目が対象となる。

SystemStarter はシステムが起動する際に rc により開始され、それぞれの項目の要求を満たす順に全ての起動項目が開始される。

動作

start
全ての項目を開始する。service が指定されていれば、service を提供する項目と必要な全ての項目を開始する。
stop
全ての項目を停止する。service が指定されていれば、service を提供する項目とそれに依存する全ての項目を停止する。
restart
全ての項目を再起動する。service が指定されていれば、service を提供する項目を再起動する。

オプション

-g
無視される。
-v
冗長な出力を行う。
-x
無視される。
-r
無視される。
-d
デバッグ出力を表示する。
-D
デバッグ出力及び依存を表示する。
-q
出力を抑止する(デバッグ出力を行わない)。
-n
実際に動作を行わない(no-run モード)。

付記

ConsoleMessage の明示的な呼び出しが行われない限り、SystemStarter は起動項目のスクリプトにより提供されるサービスに対する動作の成否をスクリプトの終了ステータスによって判断する。

Darwin では rc ファイルを変更するよりも独自の起動項目を作成することが望ましく、SystemStarterrc の役目を包括するものと言える。

ファイル

/Library/StartupItems/
ユーザによりインストールされた起動項目
/System/Library/StartupItems/
システムが提供する起動項目

関連項目

歴史

SystemStarter は Darwin 1.0 で登場した。

SystemStarter は Darwin 6.0 より部分的なスタートアップ及びプロセス間通信をサポートするようになった。


MacOSX 10.4.11(Tiger)の man ページより。10.5.*(Leopard) ではもう SystemStarter は事実上廃止された(システムサービスの起動方法として利用されていない)ので、ユーザ側でも launchd を使うことが推奨されている。というか 10.4 から launchd の登場で、10.3 との後方互換性を保つ為のものになっていたとか?

man の日付が "April 12, 2002" と古いこともあってか、man の説明と実際の SystemStarter の振る舞いとで異なる点がある。

ターミナルから 'SystemStarter "-?"' とすると、

usage: SystemStarter [-vdqn?] [ <action> [ <item> ] ]
        <action>: action to take (start|stop|restart); default is start
        <item>  : name of item to act on; default is all items
options:
        -v: verbose startup
        -d: print debugging output
        -q: be quiet (disable debugging output)
        -n: don't actually perform action on items (pretend mode)
        -?: show this help

と表示される。[-vdqn?] とあるように、"-D" は何処かへ行ってしまったらしい。実際に -d と -D とで出力を比較してみても、違いはなかった。

-n オプションを渡すと "pretend mode" とあるものの、何だか付けても付けなくても関係なく実際に動作が行われているように思える。

あと man の説明と上の Usage とでは、何故か service が item に変更されていたりと食い違いだらけ。

Last modified:2008/11/21 14:04:25

0.074138